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澤地靖晃/天然大理石

2021.03.31

澤地靖晃/天然大理石

    

神奈川県出身、石工職人。明治40年創業の澤地石材店四代目。希少な職人の技は、伝統として受け継がれ紡がれている。ほとんどの石材加工は自社完結できることが強み。そのため、人とモノにストーリーが生まれるようなひらめきを大切にし、オリジナル製品の製作にも力を入れている。また、他の職人とのコラボなど技術を磨き続けながら新しいことへ挑戦し続けている。


なぜ職人になられたのですか?
            

曾祖父から石屋を営んでおり、幼少期からもの作りが身近に感じられる環境でした。昔の親方制度が機能しなくなったりや後継者不足で本物の職人が減る中、先代の培ってきた技術をここで無くしてはならないと思いこの道に入りました。また、石は私が死んでも長い間残るもので、そういうものを作れるという事と技術を探求し続ける事に惹かれました。


職人になってよかったこと、大変なことをそれぞれ教えてください。
            

良かったことは、お客さんがこだわって作った所を感じとって喜んでくれることと、様々なジャンルの職人どうしの仲間が増える事や、誰もやったことないような面白い仕事を成功させたときです。


大変なことは、新しい事に挑戦させていただくことが多いので、その度に完成まで四苦八苦して頭をフル回転させることですが、同時に楽しみな部分でもあります。


誇れる技術について教えて下さい。
            

3m級の板石の加工技術(キッチンカウンター・テーブル)と据え付ける技術、先代から受け継いだ石工具(ノミ・石頭・玄能・コヤスケ・サシバ・ビシャン)を使った石を割る、削る、表面の仕上げなどの手加工技術、石材を磨く技術、サンドブラストで文字やデザインを彫る技術など、大体の石材加工は自社で完結できることです。


制作時に意識していることや大切にしていることはありますか?
            

長く使っていただきたいのでシンプルだけど飽きのこないデザイン、やりすぎないように!と常にいろいろな角度から全体バランスを意識しています。どんな場所に使われるのかをしっかり把握して大きさだったり手触り、表面の仕上げ方などを考えて臨んでいます。人とモノにストーリーが生まれるようなひらめきを大切にしています。


制作の上でこだわりを教えて下さい。
            

基本を1つ1つきっちりとクリアして、目と手触りで造形を確認しながら加工すること、そして自分自身がレベルアップすることです。石材の加工は削っていく作業です、削りすぎてしまったらそこで終わってしまうミリ単位の技術です。その為、最終工程までにあと数ミリの所までまで攻めて削っていくことにこだわりをもっています。


ご覧いただいている方へのメッセージをお願いします
            

お客さんのこうしたい!に応えられるようにものづくりをしていますので既製品にはないものを希望される方は是非よろしくお願いいたします。


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